【ＮＱＮ香港＝小林健一】16日午前のアジア市場では主要株価指数が総じて高い。前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が主要企業の好決算や原油高を背景に続伸した流れを引き継いだ。

日本時間午前11時30分時点で最も上昇率が高かったのは台湾株。加権指数の上昇率は１％に迫った。前日の米株高を受けて投資家心理が改善。指数はその後も上げ幅を広げている。

中国・上海総合指数は反発。韓国・総合株価指数や香港・ハンセン指数も小幅高だった。一方、連日で年初来高値を更新していたシンガポール・ＳＴ指数や、フィリピン総合指数は利益確定売りに押され、反落した。

◎16日のアジアの主要株価指数（日本時間11時30分時点）

前日比騰落率

香港・ハンセン指数 27683.2 0.23％

中国・上海総合指数 4113.831 0.73％

韓国・総合株価指数 2128.25 0.39％

シンガポール・ＳＴ指数 3536.93 ▲0.09％

マレーシア・ＫＬ総合指数 1844.68 0.25％

台湾・加権指数 9632.92 0.97％

フィリピン・フィリピン総合指数 7837.69 ▲0.87％

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日経平均株価（円） 19773.56 ▲0.48％

（注）日経平均は前引け、▲は下落