テニスの女子国別対抗戦のフェド杯ワールドグループ（ＷＧ）２部入れ替え戦、日本―ベラルーシの開幕を翌日に控えた17日、会場の東京・有明コロシアムで記者会見が行われ、世界ランキング54位の奈良くるみ（安藤証券）は「自分のプレーに集中したい」と抱負を述べた。

組み合わせが決まり、18日は初戦で世界107位の土居美咲（ミキハウス）が元世界１位で現在32位のビクトリア・アザレンカに挑戦し、２戦目は奈良が世界136位のオリガ・ゴボツォワと戦う。19日は対戦相手を入れ替えてシングルス２試合が行われ、最終のダブルスは青山修子（近藤乳業）森田あゆみ（キヤノン）組が臨む。

昨年の全米オープンでアザレンカに善戦した土居は「勝負どころを見極め、全力で戦えたらチャンスはある」と強調した。吉田友佳監督は「持っている力を選手が出してくれれば、必ず結果がついてくる」と２季ぶりのＷＧ２部復帰へ自信をのぞかせた。〔共同〕