21日の東京株式市場では時価総額や売買代金の大きい主力株が相場全体を押し上げる構図が鮮明だった。特に銀行株の上昇が目立ち、年初来高値を更新する銘柄が相次いだ。これを受けて主力株の影響が大きい東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）は約７年半ぶりの高値に浮上した。きょうの相場展開を今後の株高に向けた「地固め」とみる市場参加者もいる。

前日の欧米株高や円安・ドル高の進行を手掛かりに、朝方から買いが先行した。日経平…