警察庁の金高雅仁長官は24日、福島県警双葉署浪江分庁舎（同県浪江町）を訪れ、東日本大震災の被災地で任務にあたる警察官を激励した。金高長官は「厳しい勤務環境のなか、被災者の安全を守る活動を全力で続けていることに敬意を表する」と述べた。

同分庁舎は東京電力福島第１原子力発電所から北に約８キロに位置し、周辺は避難指示解除準備区域に指定されている。

金高長官は福島第１原発も視察した。その後、住民の避難誘導中に殉職・行方不明となった警察官２人を慰霊した。