経済産業省が30日発表した３月の鉱工業生産指数（2010年＝100、季節調整済み）速報値は前月比0.3％低下の98.6だった。低下は２カ月連続。生産の基調判断は「緩やかな持ち直しの動きがみられる」に据え置いた。

ＱＵＩＣＫがまとめた民間予測の中央値は2.3％低下だった。

出荷指数は0.3％低下の97.6で、在庫指数は0.3％上昇の113.3。在庫率指数は0.4％上昇の113.9だった。

同時に発表した製造工業生産予測調査では４月が2.1％上昇、５月は0.3％低下を見込んでいる。〔日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）〕