打印本文 打印本文 关闭窗口 关闭窗口

農地バンク利用実績、目標の2割 14年度3万1千ヘクタール

作者:佚名 文章来源:nikkei.com 点击数 更新时间:2015/5/19 10:47:49 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

農林水産省は19日、地域の農地を集約して大規模経営を目指す「農地バンク(農地中間管理機構)」の利用実績が初年度の2014年度は約3万1千ヘクタールだったと公表した。年間目標の約2割にとどまった。担い手不足が深刻化している農地の集約が進み始めたものの、依然として課題が多いことが浮き彫りになった。


農地バンクは都道府県ごとに設立した。点在する耕作放棄地などの所有者から農地を借り入れ、やる気のある農業法人などの担い手に貸し出す仕組みだ。


都道府県別に年間目標面積を設定しており、初年度の目標は合計約14万9千ヘクタールだった。富山県や福井県などでは比較的実績が上がったが、多くの県では利用実績がほとんどなかった。


林芳正農相は19日の閣議後の記者会見で、目標を大幅に下回ったものの、以前の枠組みに比べて実績が約3倍に増えたことを理由に「一定の成績は残すことができた」と評価した。そのうえで取り組みを加速させるために「適切な改善策を講じていきたい」と述べ、農地集約に積極的に取り組む都道府県に対し、予算面などで配慮する対策を検討する方針を明らかにした。





打印本文 打印本文 关闭窗口 关闭窗口