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FIFA元副会長も逮捕 南アW杯で不正か |
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| 作者:佚名 文章来源:nikkei.com 点击数 更新时间:2015/5/28 14:23:51 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
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【ニューヨーク=高橋里奈、ウィーン=原克彦】米司法当局は27日、国際サッカー連盟(FIFA)幹部らの贈収賄や不正事件を巡り、スイスの司法当局に、現職の副会長2人を含む被告の身柄を引き渡すよう求める方針を表明した。南アフリカが招致した2010年のワールドカップ(W杯)に関連して元副会長が同日、逮捕された。欧州サッカー連盟(UEFA)は同日、29日に予定するFIFA会長選挙の延期を求めた。
汚職を巡りFIFAの北中米カリブ海連盟に捜査に入るFBI職員(27日、フロリダ州マイアミビーチ)=ロイター リンチ米司法長官は27日、「10年の南アW杯の開催地決定を巡って不正があった」と明言した。AP通信によると、FIFAのジャック・ワーナー元副会長が自国のトリニダード・トバゴで逮捕された。W杯開催地に南アを推す見返りとして、南ア側から1000万ドル(約12億円)の賄賂を受け取った疑いがある。 米司法省が起訴したFIFA副会長やスポーツ関連会社幹部14人のうち、スイス当局は7人を逮捕した。6人が米国への身柄引き渡しを拒否して争う方針だ。米国法はテロ対策の一環として、米国との関連が少しでもあれば外国人も捜査対象となる。贈収賄に米国銀行も使われていたという。 スイス当局は27日、W杯招致を巡り、18年のロシア、22年のカタールの大会について不正行為の疑いで捜査を始めた。事件は米国とスイスの司法当局がそれぞれW杯開催地の決定過程を捜査する展開を見せる。ロシア外務省は「米国の法律の国外での違法な適用だ」との声明を発表した。 UEFAは同日、29日に予定する会長選挙の延期を求めた。延期しなければ会長選のボイコットも検討する。現職会長の再選を支持するアフリカ勢やアジア勢と対立すれば、FIFAの運営が混乱しそうだ。会長選では5選を目指す現職のブラッター会長に、ヨルダンのアリ・フセイン王子(副会長)が挑む。 W杯のスポンサー企業は相次いで懸念を表明した。ロイター通信によると、米コカ・コーラは「W杯の使命と理想が傷ついた」と指摘した。
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