安倍晋三首相は31日、日本で開く2016年の主要国首脳会議（サミット）の開催地について「すべての候補地について検討している。発表時期、発表の仕方も含めて検討中だが、（６月７～８日の）ドイツにおけるサミットには発表したい」と述べた。視察先の福島県柳津町で記者団の質問に答えた。

開催地には仙台市、長野県軽井沢町、三重県志摩市、神戸市、広島市など８市町が立候補している。首相は「交通アクセス、宿泊施設、会議場、警備といった観点などを検討して判断していきたい」とも語った。