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雲仙・普賢岳大火砕流から24年 犠牲43人、追悼の祈り

作者:佚名 文章来源:nikkei.com 点击数 更新时间:2015/6/3 14:45:28 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

長崎県の雲仙・普賢岳で43人が犠牲になった大火砕流から24年を迎えた3日、麓の同県島原市では追悼行事が各所で催された。同市はこの日を「いのりの日」としており、遺族や関係者は慰霊の祈りをささげた。


同市仁田町の被災者向け団地の公園にある「噴火災害犠牲者追悼之碑」の前には献花台が設けられ、朝から遺族らが菊の花を手向け、静かに手を合わせた。


消防団員の夫を亡くした山下睦江さん(59)は4カ月の孫を抱いて献花。「この日が来ると当時の悲しかった気持ちがよみがえる。この教訓を次の世代へ受け継いでいってほしい」と話した。


大火砕流は1991年6月3日午後4時8分に発生した。島原市は同時刻にサイレンを鳴らし、市民らに黙とうを呼び掛ける。午後7時からは「雲仙岳災害記念館」で、地元の小学生が手作りした1000本のキャンドルをともす行事「いのりの灯(ともしび)」も予定されている。





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