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経常収支、4月は1兆3264億円の黒字 5年ぶり高水準 |
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| 作者:佚名 文章来源:nikkei.com 点击数 更新时间:2015/6/8 11:51:50 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
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財務省が8日発表した4月の国際収支状況(速報)によると、モノやサービスなど海外との総合的な取引状況を表す経常収支は1兆3264億円の黒字で、4月として2010年(1兆5863億円の黒字)以来5年ぶりの高水準となった。黒字は10カ月連続。QUICKがまとめた民間予測の中央値(1兆6964億円の黒字)を下回ったものの、4月として比較可能な1985年以降で最低だった前年同月の2208億円の黒字から改善した。 原油安や円安を追い風に貿易赤字が縮小した。一方、企業による海外でのM&A(合併・買収)が増え、第1次所得収支の黒字額は4月として過去2番目の高さだった。円安で訪日外国人観光客が増え、旅行収支の黒字額が過去最高を更新したことも寄与した。経常黒字は3カ月連続で1兆円を超え、10年10~12月以来の長さとなった。 4月の貿易収支は1462億円の赤字だった。赤字幅は前年同月から6434億円縮小した。輸出額は前年同月比2450億円(4.1%)増の6兆2287億円。米国などの景気回復に伴い、自動車や電子部品の輸出額が伸びた。輸入は3984億円(5.9%)減の6兆3749億円。原油安でエネルギーの輸入額が減った。 企業が海外子会社から受け取る配当金収入などにあたる第1次所得収支の黒字は3522億円(19.1%)増の2兆1971億円となった。直接投資による収益が拡大し、4月単月として比較可能な85年以降で2番目に高い黒字額だった。 旅行や輸送などのサービス収支は5245億円の赤字だった。赤字幅は前年同月から1031億円縮小。旅行収支が1334億円の黒字と、比較可能な96年1月以降で過去最高となった。円安で訪日外国人観光客数が伸び、訪日外国人による国内消費が増えた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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