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東京五輪、広域の恩恵 地元喜ぶ 神奈川・千葉も会場 |
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| 作者:佚名 文章来源:nikkei.com 点击数 更新时间:2015/6/11 8:37:14 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
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2020年東京五輪で開催される28競技のうち、26競技の会場が決まった。「コンパクト五輪」を打ち出した当初計画を抜本的に見直し、選手村から約50キロ離れた場所も会場に選ばれた。「五輪参加」が実現する自治体などは歓迎する。ただ都心から遠い会場が選ばれた競技団体は移動時間などを懸念し、「選手の負担を軽くするよう工夫を」と注文をつけている。 8日にスイス・ローザンヌで開かれた国際オリンピック委員会(IOC)理事会は新たに8競技の会場を承認。うち6競技については、当初予定していた東京都心の会場から神奈川県や千葉県などに変更になった。 「ヨット文化が根付いている場所なので、本当にうれしい」。セーリング会場に決まった神奈川県藤沢市の江の島。同市ヨット協会理事長を務める榊原和久さん(49)は声を弾ませる。 江の島は1964年大会でも競技が行われ、今も選手や愛好家が集う。東日本大震災直後は小中学生のジュニア選手が一時減り、少しずつ回復してきた中でビッグニュースが飛び込んだ。「日ごろ接する選手が五輪に出場するかもしれない。ジュニア選手たちにとっても励みになる」と話す。 東京都調布市は当初は近代五種の一部のみが開催される予定だったが、バドミントン、ラグビー7人制の2競技が新たに加わった。同市の担当者は「バドミントンは市民に親しまれ、ラグビーは19年に日本でワールドカップがある。多くのファンが訪れるのでは」と期待する。 市は今後、スポーツ振興だけでなく、多摩地域への観光客誘致や施設のバリアフリー化など具体的な検討に入る。担当者は「地域全体が盛り上がるきっかけにしたい」と意気込む。 ただ当初のコンパクト五輪からの大幅な見直しに、競技団体からは選手の体調などへの影響を懸念する声もあがる。 会場が選手村から直線距離で25キロほどになる日本バドミントン協会の幹部は「移動時間が長いことは選手にとっては負担」と指摘。12年のロンドン五輪でも選手村と会場までが離れており、日本選手団は会場近くのホテルに宿泊した。20年の東京大会では交通渋滞も予想され、協会は「30分以内に選手が会場に到着できるよう、大会組織委員会や都に対策を求めたい」と話す。 新たに会場に決まった自治体側の準備も待ったなしだ。レスリング、テコンドー、フェンシングが幕張メッセ(千葉市)で開催されることになった千葉県は今後、会場設備やアクセス環境などについて、組織委員会と協議を進める。政策企画課の担当者は「スポーツにおける世界最高の大会なので、会場整備にどれほど高い水準を求められるか分からない。『残り5年しかない』という気持ちでやっていくしかない」と話していた。
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