北海道・東北が地盤の食品スーパー大手、アークスは店舗で扱っていない商品を店頭のタブレット（多機能携帯端末）で注文し、店で受け取れるようにする。５月から出店を始めた小型スーパーを中心に導入し、品ぞろえに限りがある過疎地の店舗の利便性を高める。インターネットと実店舗を融合させる「オムニチャネル」の流れが地方にも広がりつつある。

まず子会社の道北アークス（北海道旭川市）が旭川近郊の過疎地で取り組む。５…