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弁護側、公訴棄却求める GPS捜査「違法」判断の公判

作者:佚名 文章来源:nikkei.com 点击数 更新时间:2015/6/19 14:02:23 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

裁判所の令状なしに全地球測位システム(GPS)を使った捜査は違法だとして、裁判所が一部の証拠を不採用とした窃盗事件の論告求刑公判が19日、大阪地裁(長瀬敬昭裁判長)であった。弁護側は最終弁論で「令状主義を無視する重大な違法捜査があった」として公訴棄却を求めた。


検察側は論告で捜査手法に言及せず、車を盗んだとして窃盗罪などに問われた大阪府門真市の男(44)に懲役7年を求刑。判決は7月10日に言い渡される。


大阪地裁は5日の証拠採否の決定で、大阪府警が犯行グループの所在を割り出そうと乗用車など計19台の底にGPS端末を磁石で取り付けた捜査手法を「大きなプライバシー侵害を伴う」と認定。取得した位置情報に基づく検察側の証拠15点を不採用とした。





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