甘利明経済財政・再生相は24日、同日の東京株式市場で日経平均株価が一時ＩＴ（情報技術）バブル期の高値を上回り、約18年半ぶりの高値を付けたことについて「今回の経済はバブルではない。実体経済が回復している」と述べた。

甘利経財相は企業収益の拡大に伴う賃上げの広がりや、インバウンド需要の拡大などで景気回復が続いていると指摘。その上で「実体経済を伴う回復に裏打ちされた株価だと思う」との認識を示した。都内で記者団の質問に答えた。〔日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）〕