2020年東京五輪・パラリンピックに向け政府間の総合調整を担う推進本部事務局が26日、都内で事務所を開いた。看板かけに出席した安倍晋三首相は「20年に日本が世界に向けて輝ける五輪を開催する。もう５年しかないという気持ちで頑張ってほしい」と訓示した。

事務局は内閣官房に置き、環境に配慮した大会運営やテロ対策などで関係省庁の連携を促す。遠藤利明五輪相は「セキュリティーやインフラ整備を含めた安定的な運営をすることも五輪成功の条件だ」と職員を激励した。