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前日に燃料入手、周到準備 新幹線放火の男 |
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| 作者:佚名 文章来源:nikkei.com 点击数 更新时间:2015/7/2 10:58:28 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
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神奈川県警の捜査や関係者の証言から、東海道新幹線で6月30日に焼身自殺した林崎春生容疑者(71)の事件前の行動や火災の状況が明らかになってきた。同容疑者は事前にガソリンとみられる燃料を入手し、リュックに隠して車内に持ち込むなど周到な準備をしていた。 ■事件前日 「ガソリンスタンドに行く」。事件前日の6月29日昼過ぎ、林崎容疑者は知人女性に声をかけられ、こう答えている。同容疑者は小型のポリタンクを持っていた。 同容疑者は近所のガソリンスタンドで燃料を買おうとしたが「ポリタンクでは売れない」と断られている。自宅の捜索ではガソリン用の携行缶が見つかった。同容疑者は携行缶でガソリンを購入した可能性が高い。 ■東京―新横浜 6月30日午前11時、新大阪行きの「のぞみ225号」は定刻通りに東京駅を出発。林崎容疑者も乗車した。同駅の防犯カメラは同10時42分ごろ、改札を通る同容疑者を捉えている。 品川駅を出発した225号は新横浜駅に到着。事件に巻き込まれ、煙を吸い込んで亡くなった整体師、桑原佳子さん(52)が乗り込んだ。 ■新横浜―小田原 小田原市にさしかかったあたりで1号車に座っていた男性会社員(58)が不審な行動を取る林崎容疑者に気づく。 同容疑者は1号車の客室と運転席の間のデッキに出ると、ポリタンクを担いで客室に戻ってきた。リュックからタンクを取り出す姿を車内の防犯カメラが記録していた。最前列の乗客に声をかけた後、同容疑者は液体をかぶり、火を放った。 ■煙が充満する車内 排煙設備のない車両は一瞬で熱と煙が充満。乗客は身をかがめながら後方車両へ走った。 異変に気づいた乗務員が消火器で火を消し止め、車両を緊急停止させたのは午前11時半ごろ。林崎容疑者はすでに死亡しており、1号車の後方にあるトイレ付近で倒れていた桑原さんは病院で死亡が確認された。煙を吸い込んだことによる窒息死だった。 「伊勢神宮へ伺います」。桑原さんは交流サイト(SNS)にこんな投稿をしている。時刻は午前11時27分。放火の直前だったとみられる。
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