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ミャンマー、政権与党本部を警官隊が包囲 党内の権力闘争か

作者:佚名 文章来源:nikkei.com 点击数 更新时间:2015/8/13 10:34:31 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

【ヤンゴン=松井基一】ミャンマーの首都ネピドーで12日夜、政権与党、連邦団結発展党(USDP)の本部が数百人規模の警官隊によって封鎖された。現在も警官隊が、党本部への立ち入りを制限している。USDPの有力政治家が逮捕されたとの情報もある。背景は不明だが、一部地元メディアはUSDP内の権力闘争が原因と報道している。


USDPは旧軍事政権の流れをくみ、元軍人が中枢を占める。2010年秋の前回総選挙に圧勝し、11年春同党出身で元高級軍人のテイン・セイン氏が大統領に就任した。ミャンマーでは11月、総選挙が予定されるが選挙を前に党内でテイン・セイン大統領と、次期大統領を目指すシュエ・マン下院議長の主導権争いが激しくなっていた。


12日にはUSDPが記者会見を開き、テイン・セイン大統領が次期総選挙に参加しないことを明らかにした。テイン・セイン大統領に近い現職閣僚の一部もUSDPを離脱し、無所属で立候補する意向を示している。国内では主導権争いに敗れたテイン・セイン派が警察を動員し、巻き返しに出たとの観測が出ている。





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