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疲れた表情で「うれしい」 シリア難民、ドイツ到着 |
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| 作者:佚名 文章来源:nikkei.com 点击数 更新时间:2015/9/7 9:35:07 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
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【ミュンヘン=共同】「やっと到着できてうれしい」。シリア難民らは疲れた表情を少し和らげ、笑顔を見せた。ドイツ南部ミュンヘンの中央駅。数千キロ離れた中東などから命懸けの長旅を続けてきた人々が5日から6日にかけて、当面の目的地にたどり着いた。 6日早朝、ハンガリーからの中継地となったオーストリア・ザルツブルクの駅から難民らが、ミュンヘン行き列車に乗り込んだ。短パンと素足に靴という軽装で、寒そうに体を震わせ、寄せ合って眠っていた。 車内で難民らに笑顔はなく疲れ切った様子で、ドイツ国境を過ぎても目は閉じたまま。約2時間かけて到着したミュンヘンは、コートやダウンを着た人が目立つほどの冷え込み。Tシャツ姿で震える難民に上着を渡す警察官も見られた。 ミュンヘンの駅構内では5日以来、難民らを拍手で出迎える地元住民も。警官に誘導され、駅の外に設けられたテントで簡単な健康診断を受けた難民らは、順次バスで受け入れ用の宿泊施設に運ばれた。 過激派組織「イスラム国」(IS)にシリア東部デリゾールの自宅を壊されたという男性は、トルコからギリシャ・コス島に渡り、約1カ月かけてようやくたどり着いた。「ドイツは人権を尊重する国だ」と声を弾ませていた。 友人や家族を頼って、ドイツとは別の国を目指す人も少なくない。シリアの首都ダマスカスから来たハサン・ランマーフさん(18)は「旅はまだ続くよ。オランダに行きたい。今はばらばらの家族がそろったとき、心から幸せと言えると思う」と表情を引き締めた。
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