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NY円、3日続落 1ドル=120円60~70銭で終了 米株高が重荷

作者:佚名 文章来源:nikkei.com 点击数 更新时间:2015/9/11 10:03:01 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

【NQNニューヨーク=古江敦子】10日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3日続落し、前日比15銭円安・ドル高の1ドル=120円60~70銭で取引を終えた。米株式相場が上昇し、低金利通貨である円の重荷になった。取引終了にかけては目先の利益を確定する目的の円買い・ドル売りが入り、円は下げ幅を急速に縮めた。


日銀による追加緩和の思惑を背景に円安・ドル高が進んだアジア・欧州市場の流れを引き継いで始まった。ただ、8月の米輸入物価指数の低下などをきっかけに目先の利益を確定する目的の円買い・ドル売りがしだいに広がると、円は下げ幅を縮小した。


この日の円の安値は121円15銭、高値は120円46銭だった。


円は対ユーロでも3日続落。前日比1円の円安・ユーロ高の1ユーロ=136円00~10銭で取引を終えた。日銀の追加緩和の思惑を背景に、円売り・ユーロ買いが優勢だった。ユーロがドルに対して上昇し、円に対してもユーロ買いが波及した面もあった。


ユーロは対ドルで上昇。前日比0.0075ドル高い1ユーロ=1.1275~85ドルで終えた。ドルが英ポンドに対して下落し、ユーロに対してもドル売りが優勢となった。イングランド銀行(英中央銀行、BOE)が10日に発表した金融政策委員会の議事要旨で、最近の世界景気の動向は同国景気の見通しを変えるほどではないとの見方を示した。利上げを視野に入れた姿勢を変えなかったと受け止めが多く、英ポンドがドルなど主要通貨に対して上昇する場面があった。


この日のユーロの高値は1.1296ドル、安値は1.1183ドルだった。





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