文部科学省は25日、日本スポーツ振興センター（ＪＳＣ）の理事長に10月１日付でサッカーＪリーグ前チェアマンの大東和美氏（66）が就任する人事を発表した。河野一郎理事長（68）は任期切れとなる９月30日で退任する。

大東氏はラグビー選手として日本代表でプレーしたほか、住友金属工業（現新日鉄住金）に勤務し、Ｊリーグの鹿島アントラーズ社長も務めた。下村博文文科相は25日の閣議後記者会見で「民間企業やチェアマンとしての経験から、スポーツへの理解と高いマネジメント能力がある」と起用の理由を説明した。