長野県の産学官が中国のインターネット通販大手、アリババと連携し、県産のリンゴやブドウを海外向けに拡販する。県内産学官はＩＴ（情報技術）を駆使して高品質の農産物を効率的に栽培する方法を確立し、輸出拡大に対応できる収穫量を確保する。環太平洋経済連携協定（ＴＰＰ）の大筋合意で輸入農産物が増える見通しのため、競争力を高めて海外需要を取り込む。

連携事業には長野県飯綱町や高山村、信州大学、ＩＴによる農業支…