横浜市のマンション傾斜問題で、杭（くい）打ち工事のデータを改ざんした旭化成建材の担当者が、過去10年間に関わった41件のうち、10件以上で改ざんした疑いがあることが30日、関係者への取材で分かった。

この担当者はデータを管理する立場で、横浜市のマンションでは473本の杭のうち計70本で改ざんが確認された。担当者は内部調査に対して改ざんを認め、「機械のスイッチを入れ忘れた」「（記録の管理が）ルーズ…