【ワシントン＝吉野直也】ラッセル米国務次官補は３日の日本経済新聞と韓国・中央日報との共同インタビューで、米駆逐艦を南シナ海の中国の人工島12カイリ（約22キロメートル）以内に派遣した理由を説明した。中国が米国の行動を誤解し、航行の自由の妨げになると判断した。

「南沙（英語名スプラトリー）諸島での米海軍の『航行の自由作戦』は2012年が最後で、それ以来なかった」。ラッセル氏はこう指摘したうえで「作…