富士機械製造が電子機器の受託製造サービス（ＥＭＳ）メーカーと本格的な取引を始めて今年で30年を迎えた。工作機械メーカーとして創業した同社だが、ＥＭＳと取引を深めることで今や電子部品組み立て機事業が売上高の８割以上を占めるようになった。今後も大型の部品をプリント基板に載せる装置のラインアップを増やし、同事業を拡大する予定だ。

「30年後も同じように祝いたい」。10月下旬、富士機械製造の須原信介取締…