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米FRB副議長「12月の利上げが妥当」 高官が相次ぎ講演

作者:佚名 文章来源:nikkei.com 点击数 更新时间:2015/11/13 9:58:30 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

【ワシントン=河浪武史】米連邦準備理事会(FRB)のフィッシャー副議長ら高官は12日、相次いで講演し、12月の次回米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げする可能性に改めて言及した。フィッシャー氏はワシントン市内のFRBの会合で「雇用の最大化と物価の安定が見込めれば、12月に利上げするのが妥当になるかもしれない」と述べた。各氏は「引き締めペースは緩やかになる」とも述べ、利上げ後は慎重に政策運営する考えだ。


ニューヨーク連銀のダドリー総裁はニューヨーク市内で「条件は近く満たされる」と述べた。12月と時期を特定するのは避けたが「インフレが明確になるのを待つべきではない」とした。


市場は既に12月の利上げをほぼ織り込んでおり、先行きの引き締めペースに関心が移っている。ダドリー氏は「引き締めは極めて段階的になる」と述べたほか、フィッシャー氏も利上げによるドル高や海外経済の減速懸念を指摘し、追加利上げは慎重に進める考えを示した。シカゴ連銀のエバンズ総裁も講演で「より徐々に利上げするのが最も好ましい」と指摘した。





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