中部３県（愛知、岐阜、三重）に本店を置く地方銀行８行の2015年４～９月期決算が13日出そろい、５行の連結純利益が前年同期に比べて増えた。企業業績の回復で株式などの有価証券利息配当金が増えたほか、コストの減少も寄与し、貸出金利回り低下の影響を補った。預金と貸出金は全８行で昨年９月末に比べて増えた。

百五銀行の純利益は102億円と65％増加。金利低下で貸出金利回りこそ下がったものの、配当収入が増え…