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笹子トンネル事故3年 遺族「息子の死、教訓に

作者:佚名 文章来源:nikkei.com 点击数 更新时间:2015/12/2 9:22:40 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

笹子トンネルの事故から3年になるのを前に、事故で亡くなった森重之さん(当時27)の両親が初めて取材に応じた。父親(64)は「重之の死はインフラの老朽化の警鐘になった」と話し、事故を今後の教訓にするよう訴えた。


茨城県守谷市の実家で暮らしていた重之さんは2012年2月、東京都千代田区のシェアハウスへ引っ越し、シェアハウスの仲間とワゴン車で旅行中に事故に遭った。母親(62)は「新しい生活をすごく楽しんでいるようだった。だけど短い時間で終わってしまった」と涙ぐむ。


家族思いの性格だった重之さん。事故が起きた翌週には、重之さんが予約したレストランで家族4人で食事をする予定だったという。


遺族が中日本高速道路(名古屋市)に損害賠償を求めている訴訟で、役員らは天井板崩落は予見できず過失責任はないと主張している。父親は「きちんと点検していれば、天井板が落ちてくるような事故は起きなかったはずだ」と、責任を認めない同社の姿勢に憤りを示した。〔共同〕





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