王子ホールディングスは2017年３月期から３年間で成長分野でのＭ＆Ａ（合併・買収）や設備投資に合計で1700億円を投ずる。国内の紙需要が縮小する中、海外事業を加速するほか、電力といった新たな収益源を育成する。積極投資で19年３月期には連結営業利益を今期予想に比べて43％増の1000億円に拡大させる。

投資を予定している1700億円のうち、半分以上をＭ＆Ａに充てる方向だ。海外では粘着ラベルをはじめ…