【ソウル＝峯岸博】韓国野党第１党、新政治民主連合の安哲秀（アン・チョルス）元共同代表は14日、離党届を提出した。これに先立つ13日の記者会見で「党内での革新は不可能だとの結論に達した」と離党を表明。国会議員数十人が同調するとの見方があり、同党は分裂する可能性がある。

安氏は会見で「政権交代できる政治勢力をつくる」と述べた。来年４月の総選挙前に新党を結成したい考えだ。安氏は2017年末の次回大統領選で野党候補の一人と目されている。