北海道帯広市の観光名所「幸福駅」と台湾にある「愛情駅」（正式名・合興駅）の姉妹駅提携に向け、協議が進んでいる。

愛情駅は台湾・新竹県にある無人駅。幸福駅は1956年、旧国鉄広尾線に開業。70年代に２駅隣の「愛国駅」とともに「愛の国から幸福へ」とのキャッチフレーズで一大ブームに。87年に廃線となり、現在は市が管理する。

姉妹駅提携は、2014年春ごろに台湾側から提案され、情報交換を重ねてきた。帯広市の加藤帝観光課長は「人と物の交流がより活発になってほしい」と話している。〔共同〕