多くの企業で仕事始めとなった４日、各社トップが2016年の抱負を語った。16年は環太平洋経済連携協定（ＴＰＰ）の承認手続きが進むなど、企業活動の世界展開が一段と加速していく。新興国経済の減速など不安材料を抱えつつも、グローバルでの成長加速で生き残りをめざす姿勢が目立った。

日立製作所の東原敏昭社長は「自らが変化を起こし、チャンスを創り出してほしい」と社員に呼び掛けた。「人口集中に伴う都市化など世…