岸田文雄外相は６日午後、北朝鮮が初の水素爆弾実験に踏み切ったと発表したことを受け、国連安全保障理事会の緊急招集を要請し、同国への追加制裁を念頭に新たな決議の採択を求めていく方針を明らかにした。

岸田氏は外務省内に設置した対策会議では(1)米韓など関係国と連携して情報収集に全力をあげること(2)中国・北京の外交ルートを通じた北朝鮮への抗議(3)安保理の緊急会合の開催(4)ケリー米国務長官や韓国の尹炳世（ユン・ビョンセ）外相との電話協議の調整――を指示した。