パナソニックは６日、米フェイスブックにデータ保管のためのストレージシステムを納入したと発表した。記録媒体に光ディスクを使っているのが特徴で、データセンター運営の経費やエネルギー消費を削減できる。2015年から設置を始めており、16年後半に本格配備する。

フェイスブックはアクセス頻度が低いが長期間保存が必要なデータを多く持つ。パナソニックのストレージは長寿命、不変性などに優れており、フェイスブックと連携して今回のシステムを開発した。

一方、パナソニックは同日、ブラジルで開催されるリオデジャネイロ五輪・パラリンピックの開閉会式について、公式パートナーシップ契約を結んだと発表した。契約額は非公表。高画質のプロジェクターや編集装置などのＡＶ（音響・映像）機器を納入するだけでなく、式典の技術面の設計や周辺システムまでを総合的に手掛ける。