2015年の生鮮食品が記録的な高値となった。東京都中央卸売市場の果物は平均卸値が１キロ383円と前年に比べ10％高い。1991年の350円を上回り、同市場が開設された1935年以降で最高値となった。日照不足や長雨が響いた。野菜や水産物も00年以降で最高水準だ。16年に入っても暖冬でミカンが高めとなり、一部で影響が続いている。

モモやスイカは15年の７月後半が猛暑だったため出荷が前倒しされた。この…