三井住友信託銀行は企業の取締役や監査役を対象とした研修サービスを始める。投資家との対話や不正対応などのメニューを用意し、専門家の講義を通じて役員に求められる知識の習得や責務の理解につなげてもらう。昨年の上場企業への「企業統治指針（コーポレートガバナンス・コード）」の適用を踏まえ、統治を担う役員の能力向上をめざす企業が増えているのに対応する。

研修は専門知識を持つ三井住友信託の社員や提携先の弁護士…