流通大手のイオンは無線ＩＣタグ（ＲＦＩＤ）の活用実験を一部店舗で始めた。商品在庫をロボットで自動管理したり、レジカウンターでの値札読み取りを効率化したりする。同社は主力となる総合スーパー（ＧＭＳ）で従業員を接客に振り向ける方針を掲げており、業務の機械化を進める。効果が確かめられれば、取り組みを他店に広げる方針だ。

店が閉まってほどない午後10時過ぎ。人けのなくなった暗い大型スーパーの売り場を、成…