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「余震怖くて帰れない」避難所で眠れぬ一夜 益城町 |
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| 作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2016/4/15 8:26:43 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
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帰宅できず、JR熊本駅近くの小学校で一夜を明かす人たち=15日午前2時54分、熊本市、金子淳撮影 熊本県を14日夜に襲った地震では15日朝までに9人の死亡が確認された。震度7を観測した益城町では、多くの家屋が倒壊し、夜通し救出作業が続いた。8人が心肺停止状態で見つかるなど被害は拡大。住民は避難先で眠れない一夜を過ごした。 熊本で震度7 最新情報はこちら 特集:熊本地震 益城町安永地区では地震による家屋の倒壊が相次ぎ、警察官や消防隊員らが下敷きになった住民の救助活動を続けた。 半壊した木造平屋建ての民家には高齢の男女が閉じ込められ、警察と消防の約20人が投光器の光の中で捜索作業を続けた。午前1時ごろ、「反応あり」の声が上がり、男性1人が救出された。男性は左手がうっ血し、額の左上からも出血していた。意識ははっきりしている様子だった。 益城町公民館前の駐車場では約150人が一夜を過ごした。近くのマンションに住む城戸順子さん(80)は「夫が家を見てきたが、足の踏み場もない状態。片付けをしたいが余震が怖くて帰れない」と話した。前夜は「ドン」という揺れで外に飛び出した。公民館前で毛布にくるまったが、寒さで一睡もできなかったという。 町は何度も突き上げるような余震に襲われ、救急車のサイレンが慌ただしく響いた。町職員は避難してきた住民に寒さを和らげてもらおうと毛布のほかに梱包(こんぽう)材も配ったという。 益城町によると、15日午前7時現在で約2820人の町民が避難しており、32件の人身救助をしたが8人が心肺停止状態で見つかったという。 午前7時からは自衛隊が被害が大きいとみられる同町広安地区と木山地区で道路状況や家屋の倒壊状況の調査を始めた。 ◆亡くなった方々(敬称略。熊本県警発表) 益城町広崎、伊藤俊明(61)▽同町惣領、荒牧不二人(84)▽同町安永、福本末子(54)▽熊本市東区戸島本町、坂本龍也(29)▽同市東区秋津町秋田、松本由美子(68)▽益城町木山、村上ハナエ(94)▽同、村上正孝(61)▽同町馬水、宮守陽子(55)▽同町寺迫、富田知子(89)
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