日本列島は４日、広く高気圧に覆われて暖かい南風が流れ込み、各地で気温が上がった。気象庁の午後５時現在のまとめでは、群馬県館林市の３１・６度を最高に、東日本の７観測地点で３０度以上の真夏日を記録した。関東地方の真夏日は今年初めて。

ほかに真夏日になったのは、栃木県佐野市の３１・３度、埼玉県熊谷市の３１・２度、東京都青梅市の３０・６度など。２５度以上の夏日は、全国９３１の観測地点のうち２００カ所以上に上った。群馬県によると、部活などをしていた県内の男子中高生３人が熱中症の疑いで搬送されたという。

気象庁によると、５日も関東地方や西日本などで暑さが続くが、６日は寒冷前線などの影響で西日本から天気が下り坂となり、７日は各地で雨となる見通し。