被災地を激励しようと、５日に登場した熊本県の人気キャラクター「くまモン」。前震が起きた１４日夜以降、ツイッターを含む活動を休止していたが、励ましや、登場を待ちわびるファンの声が全国から続々と届いていた。

くまモン活動再開、保育園に登場「笑顔ができました」

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熊本県庁に届いたメールや手紙は全部で１１０通。子どもたちが書いた手紙には「じしんがきてびっくりしたね。だいじょうぶだった？」「こわくないですか？」など心配する声や、「くまモンが明るい町にしてね」「はやくげんきになってね」といった励ましの言葉が書かれていた。

一方で、くまモンのイラスト使用願いも続々と届いている。使用は従来、県の許可制だったが、地震後、県は募金などの支援目的の場合は届け出のみで使えるようにした。昨年度の使用許可は１９１２件だったが、４月１９日から５月４日までの約２週間で３３９０件の届け出があった。（小原智恵）