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「証明書売って」中国企業が仏社長に打診 羽毛産地偽装

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2016/5/10 9:26:51 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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「原産地証明書売って」。中国企業からのメールを見せ、厳しい表情を見せるフランスの羽毛加工会社「インタープルーム」のJ・P・カティス社長=フランス、松田史朗撮影


「フランス産羽毛の原産地証明書を売ってもらえますか」。昨秋、フランスの羽毛加工会社社長の元に、中国の羽毛会社の販売担当から届いた一通のメール。パソコンを操作する手が思わず、止まった。


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原産地証明書は羽毛の産地を保証する書類で通常、金銭で売り買いできない。


「原産地証明書を使っていったいどうしようというのか」。社長は不信感を抱いた。


フランスの羽毛加工会社「インタープルーム」のJ・P・カティス社長によると、この中国企業の販売担当とのメールのやり取りは昨年5月13日に始まった。「久しぶりです。商売はいかがですか」とのビジネスライクな中国側のあいさつがあり、「灰色のがちょう(グース)の羽毛はご入り用でしょうか」と続いた。






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