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蜷川幸雄さん、中東にまいた融和の種 人種超え追悼の声 |
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| 作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2016/5/16 9:06:54 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
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楽屋でアラブ系、ユダヤ系イスラエル人と日本の役者に囲まれる演出家蜷川幸雄さん(中央)=2012年12月、テルアビブ、石合力撮影 12日に80歳で亡くなった演出家、蜷川幸雄さんの死を悼む声は、中東にも広がった。世界的な巨匠はパレスチナの占領を続けるイスラエルでの公演に挑み、「他者との共存」の可能性を探った。出演した俳優たちは、今も人種を超えた友情を育む。 演出家の蜷川幸雄さん死去 80歳「世界のニナガワ」 特集:蜷川幸雄さん逝く 「最も偉大な日本の演出家の死を悼む」。イスラエル・テルアビブのカメリ劇場は12日、蜷川さんを追悼する声明を出した。蜷川さん演出のギリシャ悲劇「トロイアの女たち」が2012年12月~13年1月に公演された劇場だ。 ユダヤ系、アラブ(パレスチナ)系のイスラエル人と日本人の役者がヘブライ語、アラビア語、日本語とそれぞれ母語で語り、戦争で愛する人を失った女たちの悲劇と激情を演じた。 アラブ系イスラエル人とは、1948年のイスラエル建国時に領内に残った人とその子孫。イスラエル人口の約2割を占める。「彼はアラブ系を入れることにこだわった」とノアム・セメル館長(69)は言う。パレスチナ自治区の役者の起用も検討したが断念。次善の策だった。
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