打印本文 关闭窗口 |
||
故郷の痛み、のみ込み切れない 熊本・益城出身の記者 |
||
| 作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2016/5/16 13:13:13 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
|
|
||
1階部分がつぶれた平田商店=3日、熊本県益城町 熊本県を中心とする熊本地震の本震から16日で1カ月。震度7の激震に2度見舞われ、壊滅的な被害を受けた熊本県益城(ましき)町では、倒壊した建物が残る。変わり果てた風景に囲まれて暮らす住民の思いは。被害がひどかった県道28号沿いの地域を記者が歩いた。 特集:あなたの街の揺れやすさを住所でチェック まるで地面にのみ込まれたようだ。建物の1階がぺしゃんこにつぶれている。看板は地面に転がり、2階の窓は目の高さ。子供のころ、近所の子と駄菓子を買いに集まった商店を前に立ち尽くした。熊本県益城町の惣領(そうりょう)地区。私(31)はここで生まれ、育った。 店主のおばあちゃんは無事だろうか。裏手に、杖をつく女性がいた。あのおばあちゃん、平田トミコさん(93)だ。「無事でしたか」「大丈夫ばい」。20年前と変わらない優しい面影に、疲れがにじんでいた。 90歳で店をやめ、夫が96歳で他界した2年前から一人暮らし。4月14日の前震後、熊本市の次男宅に避難して本震を免れたという。 「一生懸命やって、店もどーでんこーでん(どうにかこうにか)やってこれて懐かしか所ですけど、壊れてしもた。涙も出んです。じいちゃんの仏さんも出されんとですから」 近くの安永地区では4月15日未明、8カ月の女児が倒壊家屋から救出された。広安小学校や益城中学校時代によく遊んだ同級生の家。安否が気になり数年ぶりに連絡をとった。
|
||
打印本文 关闭窗口 |