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「億万長者が権力行使」ホーガン訴訟で賠償命令のCEO |
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| 作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2016/6/5 5:52:10 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
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ゴーカー・メディアCEOのニック・デントン氏=カリフォルニア州ランチョ・パロス・ベルデス、宮地ゆう撮影 元プロレスラーのハルク・ホーガンさんの報道に対する巨額賠償を命じられたニュースサイトの経営会社「ゴーカー・メディア」のニック・デントン最高経営責任者が3日、米カリフォルニア州で開かれたイベントに登場し、訴訟を陰で支える著名起業家を批判した。 ハルク・ホーガンさん賠償訴訟、著名起業家が資金提供 ハルク・ホーガン氏への賠償128億円判決 ビデオ流出 ホーガンさんは知人の女性との性行為が映ったビデオを公開したゴーカーを提訴。ゴーカーは裁判で1億4千万ドル(約150億円)の賠償を命じられ、控訴する方針を明らかにしている。この訴訟を巡り、5月25日、シリコンバレーの著名起業家ピーター・ティール氏がホーガンさんに資金提供をしていることが明るみに出た。金でメディアをつぶそうとしているとの批判も起きている。 背景にあるのは、2007年のゴーカーの報道と言われる。ゴーカーはネット決済企業ペイパル創業者のティール氏が同性愛者であると報じた。ティール氏は、報道への報復として、ホーガンさんに資金提供したとみられている。 オンラインメディア「リコード」のイベントに登壇したデントン氏は、「シリコンバレーの億万長者が陰で金を出して権力を行使している。彼らは下院議員より何千倍もの力があるのに、十分に目が届いていない」とティール氏を批判。「メディアの独立性を信じている」と強調した。一方で、「ときに一線を越えた報道はあった」と、プライバシーを暴く手法のやり過ぎも一部で認めた。 同じイベントに登壇したシリコンバレー企業トップからは、メディアをつぶそうとするティール氏の批判が続いた。アマゾンのジェフ・ベゾスCEOは「批判に耐えられないのなら、新しいことなどすべきでない」と語った。(カリフォルニア州ランチョ・パロス・ベルデス=宮地ゆう)
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