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「麻央の存在の大きさ、改めて痛感」海老蔵さん一問一答

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2016/6/10 6:15:56 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

写真・図版


妻の小林麻央さんの病状について話す市川海老蔵さん=9日午後3時7分、東京都中央区、諫山卓弥撮影


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市川海老蔵さんの会見での主なやりとりは次の通り。


海老蔵さん、妻・麻央さんの乳がん公表 「比較的深刻」


――麻央さんの病名は。


進行性がん。単刀直入に言うと乳がん。1年8カ月ほど前にわかった。


――きっかけは。


人間ドックへ夫婦でよく行っていて、何回か調べた上でわかった。


――病名を告げられた時、どんな進行具合と言われたか。


かなりスピードの速いもの。なかなか大変なものでは、とお医者様から意見をいただいた。


――(長男の)勸玄(かんげん)君のお披露目の時は、病院から抜けてきたということか。


去年の初お披露目の時は、すでにそういうことだったので、休むか、歌舞伎座に行くかどうかという話もした。本人は初お披露目だからと覚悟を決めて向かった。歌舞伎の場合は25日間なので、私としては本当にそれでいいかと思ったが、話し合った結果そういう形になった。


――現在の麻央さんの状況は。


今は比較的深刻。現在抗がん剤治療をしていて、良かったり良くなかったり。その中で手術に向かう方向で治療している。麻央本人は自分で理解しているので、前向きに病と闘っている。


――入院はいつごろ。


入院はずっとしていて、つい最近通院できるようになった。今は通院という形で。ただ、不安定なので調子が悪ければ入院する場合もある。


――お子さんはどう受け止めているか。


(長女の)麗禾(れいか)はもうすぐ5歳なので、状況が少しずつわかってきて、とても寂しい思いをさせている。


――麻央さん自身は病気をどう受け止めているか。


誰よりも一番本人がつらいと思う。麻央の家族、私の家族、子どもたち。元気になりたいという気持ちと、小さい子どものそばにいられない母親の気持ち。私には計り知れないつらさ、苦しさと闘っていると思う。彼女もつらい時はそういう話もするが、気丈な部分もあるので、明るく振る舞ってくれる。


――改めて麻央さんの存在をどう感じているか。


公にするかしないかで麻央と悩んだ。子どもの生活もあるし、麻央のこともあるので今日まで極秘で過ごすしかなかった。麻央がいたからこその私があるし、いないと寂しいし、子どもが寝たあとに空虚な時間がある。芝居に行くときはいつも麻央が「いってらっしゃい」と。「おかえりなさい」もない。改めて存在の大きさを私自身がひどく痛感している。






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