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キューピー人形、全裸はNG? 海外向け、地域性を配慮 |
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| 作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2016/6/19 11:26:34 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
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米国の「キユーピーマヨネーズ」 マヨネーズ大手キユーピーが、パッケージなどに長年使ってきたキューピー人形のマーク。日本では「全身」でおなじみだが、米国など海外で販売する商品には「顔と両手」が中心のものを使い始めている。地域性や宗教上の理由に配慮するためだという。 米国の現地法人は5月末、米国向け市販用マヨネーズの製造販売を始めた。パッケージにはおなじみのキューピー人形があしらわれているが、顔と両手ぐらいで、おなかや足までは描かれていない。 キユーピーによると、日本と同様に全身のものを検討していたが、現地スタッフに「社会情勢や多様な民族、宗教に配慮すべきだ」と言われた。衣服を着ていないことも問題視されたという。そこで別のデザインを社内で示したところ、好印象という意見が多かったため採用した。 実はこのマークは、2013年にマレーシアで初登場した。その2年前、キユーピーマレーシアが同国でイスラム教の戒律に沿った食品証明「ハラル認証」を更新する際、認証機関に「これは天使ではないか」と指摘されたためだ。 イスラム教は偶像崇拝を禁じており、同社は「宗教性はなく、天使でも赤ちゃんでも男でも女でもない」との見解を説明、理解を得た。それでも「誤解が生じないとも限らない」と考え直し、新たに顔のマークをつくったという。 いまのところ欧州やタイ、イスラム教圏のインドネシアでも、日本と同じ全身マークを使っている。キユーピー広報は「できるだけ元のマークを使いたいが、誰にも不快感を与えない形を検討した」としている。(栗林史子)
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