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錦織のけが、戦い抜く力奪う チリッチのサーブに動けず

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2016/7/5 8:19:06 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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4回戦で途中棄権し、自身初の8強入りはならなかった錦織=ロイター


(4日、テニス・ウィンブルドン男子シングルス4回戦)


錦織の表情がどんどん険しくなった。ベンチに戻るたびに、うつむき、タオルで顔を覆う。思っていた以上に、痛めていた左脇腹のけがは深刻だった。


錦織、途中棄権で8強入り逃す テニス・ウィンブルドン


試合前練習は予定より早く切り上げた。「前の試合と比べものにならないくらい痛かったので、難しいのはわかっていた。最初からサーブも打てなかった」


不安は的中した。第1セットの第1ゲーム。チリッチの200キロ超のサーブに、錦織の足は動かない。このゲームは4本のサービスエースだけで奪われた。


しかも、この日の錦織のサーブの最速は160キロ台。いつもより30キロ以上も遅い力ないサーブがほとんどだった。ショットも精彩を欠き、最後まで戦い抜く力は残っていなかった。


第2セットの第6ゲーム前には…






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