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iPS細胞備蓄の採血、東京でも 対象者の負担を軽減

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2016/7/9 12:20:57 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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iPS細胞ストックのための採血を東京都内でも始めると発表した京都大の山中伸弥教授(左から2人目)ら=8日午前、東京都千代田区


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京都大iPS細胞研究所(CiRA)は8日、健康な人の細胞から作った医療用iPS細胞を備蓄する「iPS細胞ストック」を進めるため、京都大で実施している採血を東京都内でも始めると発表した。


これまでは採血のために平日に京都大に来てもらう必要があったが、8月以降に東京海上グループの提携医療機関「海上ビル診療所」(東京都千代田区)での採血が可能になる。同診療所は東京駅から徒歩約5分で、土曜日の採血も可能。


移植しても拒絶反応が起きにくい特殊な免疫の型を持った人の血液の細胞からiPS細胞を作って備蓄する。一部地域の献血者や、骨髄バンクの新規ドナー登録者らの中から該当する免疫の型を持つ人に協力を呼びかけている。CiRAによると、これまで約50人が協力の意思を示し、十数人が採血を終えたが、遠方を理由に協力が得られない人もいたという。


現在は日本人の約2割に合うiPS細胞を供給できる状況だが、2022年度末までに日本人の大半と一致する型の備蓄を目指している。日本人の8割と一致させるためには75種類の型が必要という。


CiRAの山中伸弥教授は会見で「(計画にとって)画期的なステップになると期待している」と話した。(南宏美)






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