打印本文 关闭窗口 |
||
「センキョ割」、投票率上げたくて 高校生が現場を取材 |
||
| 作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2016/7/10 11:00:09 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
|
|
||
あなたが最も大事だと思うのは、何ですか? 投票を考えるとき、若い人たちにとって大事な視点は何なのか? 政治のイメージは? Voice1819のアンケートには、様々な回答が寄せられました。また、文字どおり、投票すると得をする「センキョ割」という試みを、17歳の高校生が取材してくれました。投票率は上がるでしょうか。18歳、19歳が一票を投じる日が来ました。 Voice1819のページ アンケート「政治とワタシ」 18歳が知った「シルバー民主主義」 無関心の怖さ納得 投票率高くして、政治家を驚かせたい 18歳の女性社長 若者の投票率アップのために日本の会社が始めた「センキョ割」という試みが、今回の参院選でも各地で実施されています。投票に行った人は飲食店や文具店、エステ店などで割引してもらえるサービス。Voice1819で開催中のフォトコンテスト「これも政治!?」を発案した高校生の相原彩良(さら)さん(17)が、センキョ割の現場を歩きました。 センキョ割は4年前、予備校教師でウェブ制作会社「ワカゾウ」を営む佐藤章太郎さん(43)が美大生らと始めました。公示後初の日曜日の6月26日、佐藤さんは高校生、大学生のボランティア13人と横浜駅前でセンキョ割のビラを配っていました。 なぜ、センキョ割を始めたのですか? 「政治は大事、選挙に行こう、と説けば説くほど、若者はひいていく。理性じゃない部分、例えば割引のお得感に訴えてはどうかと考えました」 投票所でもらえる投票済証明書や、投票所の看板、貼り紙と自分が写った写真を持って行けば、東京、神奈川、島根など全国に600以上ある協力店でサービスが受けられます。「投票しながら学ぶことで成熟した判断に近づいていくと思うんです」と佐藤さん。 割引は全て協力店の負担です。協力店の一つ、東京・下北沢のイタリア料理店を訪ねると、大塚政美店長(56)が「地元では投票に行かない同年代が多い。特に若い人には、良い国にしようと思うのを諦めてほしくない。ドリンク1杯無料としていますが、来てくれたらボトル1本でもサービスしますよ」と語ってくれました。 センキョ割は、ワカゾウの社員である大学院生が知り合った留学生を通じ、イギリス、ドイツ、ルーマニアにも広がりました。一昨年の欧州連合(EU)の議会選挙中、古本屋や工事店、焼き菓子店、コンビニなど計15店で実現したそうです。 相原さんは、ルーマニアでセンキョ割を広めたシリシュテャーヌ・カタリナさん(24)にフェイスブック上でインタビューしました。カタリナさんは「正直、若者の投票率を上げるのは本当に難しい。共産主義政権下で自由に候補を選べなかった父の世代は投票に熱心ですが、若い世代はそうではないのです。何とか関心を高めたいと思っていたところ、この日本のセンキョ割の仕組みが背中を押してくれました」 取材を終えた相原さんは「モノで釣っていると批判する人もいるかもしれないけど、批判するだけでは社会は変わらない。同級生とも、センキョ割について話してみたいです」。センキョ割は、投票が締め切られた後の10日午後8時に始まり、2週間続きます。主な協力店はウェブサイト( http://senkyowari.com/ )で紹介しています。(田渕紫織) Voice1819では、若い世代の政治に対する意識を探るネットアンケート「政治とワタシ」を実施しました。18歳、19歳の59人を含む166人が回答しました。最も大事だと思うことを「景気」「教育」「結婚・子育て」「医療・介護」「外交・防衛」「その他」から選んでもらった結果は図の通りです。選んだ理由も尋ねました。以下、抜粋です。 【結婚・子育て】 ●「少子化も見過ごせないけれど、女性も社会で活躍したい。どちらも大事にするために子育て支援がやはり必要」(北海道・17歳以下女性) ●「未来ある若者が結婚すらできず、金がないため子育てもままならない。そんな国はいずれ滅ぶに違いない」(大阪府・18歳男性) ●「人々の生活の基準となるのはやはり家族」(東京都・19歳女性) ●「家を代々残していかないといけない」(福岡県・20歳以上男性) 【景気】 ●「就職など、自分たちにダイレクトに関わる」(東京都・18歳男性) ●「お金がうまく回ると余裕が生まれるから」(東京都・19歳女性) ●「この不景気を吹き飛ばして日本全体に活力が出てくるとよい」(東京都・19歳男性) ●「お金が回らない社会はすべてが停滞する。対流させる必要がある」(大阪府・20歳以上女性) 【教育】 ●「学費が払えないせいで学校に行けないと、将来いい会社に就けない」(東京都・17歳以下女性) ●「教育が行き届かなければ景気のことなど政治を考えられる大人が育たない」(大阪府・18歳女性) ●「子どもへの投資は未来を変える」(兵庫県・18歳女性) ●「新しい世代に過去を伝えなければ未来はない」(埼玉県・18歳男性) ●「すべて教育から始まる。日本は世界と比べても教育費の割合が少ない」(沖縄県・19歳女性) ●「教育を受ける権利は基本的人権の一つ。豊かに生きるためにも必須」(北海道・19歳女性) ●「個人に蓄積され、他者に奪われない財産になる」(東京都・20歳以上女性) 【外交・防衛】 ●「最近は中国の南シナ海問題が大変なので」(長野県・17歳以下男性) ●「アメリカの力が弱まり、北朝鮮はミサイル実験をしている。イスラム国もこわい」(神奈川県・18歳女性) ●「核戦争が起こってほしくない」(東京都・18歳男性) 【医療・介護】 ●「少子高齢化が進み、世代間格差が広がるから」(京都府・19歳男性) 【その他】 ●「経済格差の是正」(奈良県・18歳女性) ●「政治家は国債について触れないが18・19歳には気になる人も少なくないと思う」(愛知県・19歳男性) ●「憲法は国や人間の指針です」(東京都・20歳以上女性)
|
||
打印本文 关闭窗口 |