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脂肪肝炎、特定のたんぱく質なくせば抑制 阪大チーム |
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| 作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2016/7/13 9:10:16 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
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肝臓に脂肪がたまって炎症を起こす非アルコール性脂肪肝炎(NASH〈ナッシュ〉)に関わるたんぱく質の働きを大阪大などの研究チームが解明した。マウスでこのたんぱく質をなくすと、脂肪肝炎や動脈硬化が抑えられた。7日、英科学誌ネイチャー電子版に論文が掲載された。 NASHは、飲酒の習慣がなくても発症する。近年患者数が増えており、国内に100万~200万人いると推定される。進行すると肝硬変や肝がんにつながるが、有効な治療薬はない。 阪大の小関正博助教(循環器内科・脂質代謝学)らは、脂質と関わると考えられ、詳細が不明だった「TTC39B」というたんぱく質に注目。人工的にこのたんぱく質が作れない状態にしたマウスに、脂肪の多い餌を18週間与えたところ、同じ餌を食べた通常のマウスと比べ、脂質の蓄積は半分で、炎症も抑えられていた。通常のマウスはNASHや動脈硬化の状態になっていた。 このたんぱく質の詳細は分かっていないが、たんぱく質をなくしたマウスに異常はみられていないという。小関さんは「たんぱく質の働きを抑える薬ができれば、NASHと動脈硬化の両方を治療する薬につながる」と話している。(石倉徹也)
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