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リハビリ中の友に誓うメダル カヌースラローム選手

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2016/7/27 10:49:26 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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リオデジャネイロ五輪前の国内最終戦となった4月のNHK杯で2年連続10度目の優勝を果たした羽根田卓也選手=富山市井田川カヌー場


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リオデジャネイロ五輪のカヌースラローム、男子カナディアンシングルに出場する羽根田卓也選手(29)=ミキハウス=にはメダルを誓う友がいる。交通事故で脳に障害を負った名古屋市の中西拓馬さん(28)。2人は互いに励まし合い、羽根田選手は五輪の表彰台を狙える力をつけ、中西さんは懸命のリハビリで奇跡的に回復をしてきた。


特集:リオオリンピック


五輪のメダルがまだない日本のカヌー界で、羽根田選手は最もメダルに近いと言われる。高校卒業後、強豪国のスロバキアに渡って10年。五輪本番と同じコースを使った昨年のテスト大会で2位になり、6月18日のワールドカップ第3戦で3位に。スラロームの日本勢で史上初めて表彰台に上がった。リオが3大会連続の挑戦となる。


もともと口数が少なく、周囲の期待をどこ吹く風と受け流してきた。「日本カヌー初のメダルはどうでもいい。ぼくはただ、身近な人のために挑戦するだけ」。頭の中にあるのが愛知・杜若(とじゃく)高の同級生、中西さんの存在だ。


野球部主将で4番打者だった中…






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